2016-01-01から1年間の記事一覧
中野の早稲田大学エクステンションセンターで、社会人向けの講座をやっている。終わったあとは、当然飲みに行く。たまたま見つけた店が、ここ。店の感じもメニューも「高円寺麦酒工房」そのもので、聞いてみるとやはり姉妹店とのこと。いつの間にか高田馬場…
神田に用事があったので、帰りにこの店に寄ってみた。銀座の樽平は幾度となく行っているが、この店はたぶん初めてだ。 カウンター中心の店で、一人客には実に居心地が良い。ホワイトボードに旬のおすすめがあり、かつお刺し、芋煮、舞茸天ぷら、菊花ひたし、…
札幌銀座ビルの建て替えで閉店していた銀座五丁目のライオンが復活した。まずは地下二階のビヤホールへ。木をベースにした、ちょっとチェコ風のインテリアで、円形の照明が洒落ている。鯖のマリネとローストビーフで、エーデルピルスをいただく。ここだけで…
ホテルに帰る途中、河原町で見つけて入った居酒屋。ビルの二階にある、まるで食堂かラーメン屋のようなごく普通の作りの店。それだけに、京都というととかく身構えてしまうよそ者でも気楽に入れる。メインのメニューはおばんざいの盛り合わせで、五種盛りが…
この日は日本都市社会学会に出席のため、京都へ。といっても午後に東京を出て、この日は京都へ移動するだけ。目指すは、居酒屋である。場所は木屋町と決めていて、おばんざいが豊富で美味しいある居酒屋を目指したのだが、何と「鳥貴族」に変わってしまって…
ザルツブルクの中心部でいちばん大きいワインショップ。世界各国のワインを揃えるが、なんといってもオーストリアのワインを多数、地域別に並べているのがいい。ザルツブルクでオーストリアのワインを買うなら、ここしかない。 店頭にテラス席があり、グラス…
ここは、ザルツブルクの旧市街と新市街の間を流れるザルザッハ川のほとり、新市街川にあるカフェ。ホテル・ザッハーの併設である。本店がウィーンにあり、チョコレートケーキのザッハトルテでも有名。もちろん、私の目当てはケーキではなくビールだ。 ホテル…
この店は、ホテルが併設されたレストラン。ホテルは数年前にスター・インというホテル・チェーンの一つに模様替えし、レストランも新しくなった。今回の宿は、このホテルである。 樽詰めビール(Bier vom Fass)が六種類あり、値段は〇・五リットルで四ユーロ…
ここは、一五四二年創業という、ザルツブルクでももっとも古い部類の醸造所兼ビヤレストラン。時代からいって、モーツァルトが来ていてもおかしくない。 二〇一三年から一四年にかけて改修工事が行われていたため、前回二〇一四年にザルツブルクへ来たときに…
二年ぶりに、ザルツブルク音楽祭へ行ってきた。音楽祭と並ぶ楽しみは、ビールとワイン。シュティーグルはザルツブルクを代表するビールで、その工場がザルツブルクの中心部からバスで一〇分ほどの所にある。入場料を取られるが、小さいジョッキで三杯分の試…
この日は恒例の聖心女子大学での集中講義のあと、居酒屋を求めて中目黒へ。店を物色していると、「ばん」の看板が目に入った。「ばん」といえば、もともと中目黒で創業し、閉店のあと祐天寺で復活したもつ焼きの名店である。その店が、中目黒にできていると…
池袋といっても、いちばん北のはずれの住宅地にある、席数わずか五つの小さな割烹。基本は予約のコースのみで、ホームページで予約状況の確認と予約ができる。 この日の料理は、先付けが枝豆のだし浸し、サザエの煮物など四点、トマトの冷たいスープ、醤油と…
知人のfacebookで知り、大学からの帰りに途中下車。まだ日が高いというのに、地元の中高年でほぼ満員だ。 魚料理が中心だが、焼き鳥・もつ焼きもあるという、実に私好みの店。魚料理の充実ぶりは特筆もので、この日のホワイトボードメニューは、本マグロ中ト…
今日は、近所のフレンチへ。フレンチといっても、鉄鍋を使った料理がメインで、まあ家庭料理だろう。 鴨肉と豚肉の田舎風パテ(八八〇円)は、稠密なテクスチュアで濃厚な味。ホタテとトリュフのスフレオムレツ(一二〇〇円)は、トリュフの香りが素晴らしい…
この日は、調査地点の下見で神奈川へ。川崎・横浜のあちこちをみて歩き、最後に立ち寄ったのは武蔵小杉。タワーマンションばかりが注目されるが、もとは工場街だから、庶民的な住宅地と商店街が周りを取り囲んでいる。再開発の進むなか、あの居酒屋街は健在…
この日は、誘われてこの店へ。すでにかなり評判になっているが、吉祥寺の「肉山」がプロデュースしたという、その名の通り肉と日本酒の店である。完全予約制で、お任せのコースのみ。酒は保冷庫に入っているもの、飲み放題。日本酒は、純吟生原酒タイプのも…
この日は大学からの帰りに、中村橋で飲むことにする。これまで1度くらいしか行ったことのない街で、まったくあてはなかったのだが、日本酒が揃っていそうなこの店に入ってみることにした。 入ると、壁一杯に張り出された日本酒メニューが目をひく。獺祭八五…
以前から気になっていた、池袋西口から歩いて一分ほどの店。看板に「池袋漁港居酒屋」とあるように、海鮮が中心の居酒屋だ。 表の黒板が、食欲をそそる。メバル煮つけ、シメサバ、あなごの串揚げ、地ハマグリ焼きなど、読みやすい字でずらりとお勧めが書かれ…
椎名町の駅前に最近できた、海鮮居酒屋。全体で何軒あるのかわからないが、小規模チェーン店らしい。この店はわりと小さめで、一階はカウンターとテラス席。二階もあるらしい。 看板の刺盛りは、小結(五八〇円)、大関(一〇〇〇円)、横綱(一五〇〇円)と…
この日は、まず桜台の「秋元屋」へ行き、もつ焼きと煮込みで軽く飲んだあと、何か新しい店はないかと探しながら、江古田方面へ歩く。すぐに見つかったのが、この店。店名は「まいける」だが、「ま」と「い」の間に小さく赤地に白抜きの文字で「ぁ」と書かれ…
私の住むマンションの向かい、徒歩一〇秒の場所の酒屋である。もともと激安の角打ちをやっていたが、新装開店して、都内でも最強クラスの角打ちに生まれ変わった。何がすごいかというと、日本酒の品揃えと値段である。 写真ではわかりにくいかもしれないが、…
二年ぶりに行ってきた。ますます盛況、ますます若い人が多くなった。私など最長老で、年上の人を探しても十指に満たないほど。前売り券が三九〇〇円で、これに試飲のチケットが一〇枚ついてくる。追加のチケットは三〇〇円だから、入場料が九〇〇円というこ…
四月に新著が出版されます。『はじまりの戦後日本: 激変期をさまよう人々』(河出ブックス)です。一九五五年SSM調査データなど、いくつかのデータから、戦前期から戦後初期にかけての人々の移動のようすを追跡することを通じて、戦後日本社会の形成過程…
秋元屋系の店がまたできたというので、行ってみることにした。住所は北区だが、JR板橋駅西口を出てすぐの場所なので、板橋のカテゴリーに入れておく。 カウンターだけの店だが、間口がやや広いので、一〇人以上は入れる。やきとんは種類が多く、みゃくもと、…
駅周辺からの帰りによく通る道に、「YEBISU中ジョッキ198円」という看板のある、チェーン店らしき店がある。別の看板には、有名地酒の名前もいくつか。気になってはいたのだが、この道を通るときはたいがい、飲んだ帰りか食材を買った帰りなので、なかなか入…
この日は一仕事が終わったので、思い立って、明るいうちから赤羽へ行くことにする。一軒目は、当然のように「まるます家」。平日の四時過ぎだから、行列というほどではない。三分ほど待って、カウンターいちばん奥の特等席に座ることができた。鯉の洗い、バ…
私はある時期から、大塚へ飲みに行くのは避けるようにしていた。というのはかつて、大塚にはある組織があって、その組長が私と同姓同名(字も同じ)だということが分かったから。しかもこの組織、日本最大と言われる某組織の下部団体だったのだが、数年前に…
今日は東武練馬へ。まずは名店「春日」へ行き、魚料理を一通り食べたあと、この店へ。ここは、「やきとんひなた」に勤めていた人が三年ほど前に開いた店で、「秋元屋系」の流れをくむ店ということになる。メニューは「ひなた」色が強く、バーニャカウダ、カ…
この日は、「酒類ビジネス新春セミナー」という業界向けのイベントで講演を頼まれ、新橋へ。高度経済成長期には格差が縮小し、とりあえずビール、次に日本酒という飲酒習慣が全国民に広がり、「酒中流社会」が実現した。しかしその後、格差拡大・貧困の増大と…
年末は、金沢へ。この日は会食の予定だったのだが、少し時間が余ったので、この店に入ってみる。養老乃瀧系列のチェーン店だが、興味を持った理由は、このメニュー。字が小さくてわかりにくいかもしれないが、抜粋すると、こんな内容である。 だんまや海鮮刺…