2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧
池袋で飲むようになって、もう三〇年近くになるが、もちろん行ったことのない店も多い。この店は、以前から気になっていた店で、思い立って初めて入ってみることにする。沖縄料理の「おもろ」の並びの地下にある。中は、思ったより広い。奥にカウンター席が…
最近、激安のチェーン居酒屋が話題だが、一人客向きではなさそうなので、これまで敬遠していた。ところがこの店、前を通ったら一人客用のカウンター席があるのが見えた。というわけで、入ってみる。 場所は、池袋南口の養老乃滝ビルの一階。以前はこのビル、…
昨日の午後7時過ぎ、100万アクセスに到達したようです。ありがとうございます。ゲットされた方、ご連絡をお待ちします。
本日午前8時現在、アクセス数が99万6400ほどです。2-3日中に100万アクセスに到達するでしょう。ありがたいことです。 100万アクセスをゲットされた方は、このページの左側、地名等のインデックスの下にあるカウンターの画像を添えて、お知らせください(メー…
著者とは、近所の銭湯風カフェ「さばのゆ」で会った。その場で奨められて買ったのが、この本。帯に「京都生まれが東京の下町を好きになるとは珍しく、新鮮。しかも下町の魅力は居酒屋と銭湯にありというのだから、うれしいではないか」と、川本三郎の推薦文…
久しぶりに、近所のイタリアン「レプロット」で夕食。前菜に空豆のテリーヌと牛肉のカルパッチョをいただいたあと、パスタは鮎のペペロンチーノ。詳しくは聞かなかったが、鮎をグリルで焼き、ほぐしてからパスタに加えたものらしい。なるほど、独特の風味の…
二軒目は、ジャズバーへ。正面にマッキントッシュの堂々たるオーディオセットが鎮座し、シャープなサウンドが流れる。ジャズバーにありがちな、ドラムとベースの低音を過度に強調した音ではなく、あくまでハイ・フィデリティ。 メニューは、ウイスキーとカク…
今日は、江古田で知り合った音楽業界のYさん、Uさんと、高田馬場で待ち合わせ。どこか行きたい店はありますか、というので、こちらから指定したのが、この店である。有名店だと思うが、私は初めて。「魚」と大書した赤提灯と、高田馬場の「さかえ通り」か…
今日は、ヤミ市研究会で東大工学部へ。この研究会、私以外は全員建築史が専門で、徹底的に資料を収集する、その実証精神には頭が下がる。さらに、プレゼンがうまい。パワーポイントのスライドなど、うまくレイアウトされていて、たいへん参考になる。 研究会…
この店に来るのは、二年ぶりだ。笹塚といっても、駅から南側へ歩いて一〇分ほど、小田急線東北沢駅との中間あたりになる。ビルの一階で、紺色の暖簾をくぐり、アルミのサッシを開けて入るという質素な作り。しかし、相変わらず賑わっている。ホワイトカラー…
株式会社イーケーシーが展開するやきとん中心の居酒屋チェーンで、各店舗を「○○店」ではなく「○○ホルモン」と称している。やきとんは、ハツ、レバ、カシラ、シロなど定番のほか、パイプ(血管)、うなじ(豚トロ)などを出し、鶏や野菜も何種類か。ギンナンなど…
笹塚は、渋谷区が西側へ半島のように飛び出し、杉並・世田谷両区と接している場所。京王線では急行が止まる最初の駅。駅の近辺は整備されて都心の香りがするが、北側へ出て甲州街道を渡ったところと、南側の両方に、懐かしい雰囲気の商店街がある。北側の商…
この三人が、座談会が終わったからといって、おめおめ帰るはずがない。二軒目はOK横丁の「八起」へ行き、三軒目はここ。市場の裏にある、立飲みのおでん屋である。酒は地元の丸眞正宗コップ酒。 連休に赤羽まで出てきて酒を飲もうという人は、たいてい吉田…
今日は、KKベストセラーズから出版される『TOKYO大衆酒場』の座談会で、赤羽へ。メンバーは、吉田類さん、浜田信郎さん、そして私の三人である。最初は一階のテーブル席で、ビール片手に話をしているところを写真に撮り、そのあと二階の座敷に移動して話を続…
これについては、昨年の一〇月に一度取り上げた。中身はほぼ変わらないし、写真も変わり映えしないのにもう一度取り上げるのは、ちょっとした悪戯心から。 昨年取り上げた直後、このブログへのアクセス数が急増した。アクセス記録を調べてみると、「アメリカ…
日本が世界に誇るウイスキー評論家・土屋守さんが、長年の蘊蓄を集大成したのが、この一冊。二〇〇九年九月時点で操業中あるいはボトル入手可能な、世界一四一蒸留所のシングルモルトウイスキーを、詳細なテイスティングノート付きで紹介している。当然なが…
タクシーを拾って、駅前に戻る。もう遅い時間だが、昼間に通りかかったときから気になっていた一角がある。駅を出て左側、狭く薄暗い路地に小さな店が軒を並べる「駅前銀座」である。看板に「ばあばの店 田舎料理」と書かれた「うさ美」に入ってみることにし…
次に向かったのは「さんふり横丁」。これは長屋形式の居酒屋街で、古くは栄えた料亭の跡地を利用して五年前に作られた。赤提灯が点ると、まるで昭和三〇年代の居酒屋街にタイムスリップしたような風情になる。ちなみに「さんふり」というのは津軽人気質を表…
そろそろ居酒屋の開く時間だ。この日、最初に訪れたのは「小政」。創業から五〇年、現店主の増田浩司さんが姉夫婦から店を受け継いでもう二〇年。建物は一度建て替えたが、江戸時代の旧家から譲り受けた梁を使ったり、古い民具を飾ったりして、昔からの店の…