橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

「レプロット」の「鮎のペペロンチーノ」

classingkenji2010-06-23

久しぶりに、近所のイタリアン「レプロット」で夕食。前菜に空豆のテリーヌと牛肉のカルパッチョをいただいたあと、パスタは鮎のペペロンチーノ。詳しくは聞かなかったが、鮎をグリルで焼き、ほぐしてからパスタに加えたものらしい。なるほど、独特の風味のある鮎は、ペペロンチーノにぴったりだ。この店は、季節ごとに日本の素材を生かした料理を出してくれるところが良い。
数日後、家でも作ってみた。ペペロンチーノだから、生パスタより乾麺の方がいい。鮎を食べるときは、一尾余計に買っておいて、塩焼きに入る前にいただくと具合がよろしい。(2010.6.4)

世田谷区経堂2-15-15
11:30〜3:00 6:00〜11:00 火・第3月休
http://leprotto.main.jp/