橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

東武練馬「やきとん だいだら」

classingkenji2016-02-18

今日は東武練馬へ。まずは名店「春日」へ行き、魚料理を一通り食べたあと、この店へ。ここは、「やきとんひなた」に勤めていた人が三年ほど前に開いた店で、「秋元屋系」の流れをくむ店ということになる。メニューは「ひなた」色が強く、バーニャカウダ、カルパッチョなどのイタリアンメニューがあり、日本酒も「白瀑」「ばくれん」「出羽桜」など五種類。モツ焼きはやはり高水準で、秋元屋系ならではの味噌だれが美味い。
東武練馬の駅から旧川越街道を少し歩き、商店街が終わった寂しくなりかけたあたりにある。最近、沼袋に支店を出したらしい。「ひなた」系とでもいうべきか、秋元屋系の中の一大グループとして成長しつつあるようだ。(2016.2.2)

練馬区北町2-30-14
17:00〜24:00(土・日・祝15:00〜)