橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

ザルツブルク「ゲブラー・ブロイ」

classingkenji2016-09-25

この店は、ホテルが併設されたレストラン。ホテルは数年前にスター・インというホテル・チェーンの一つに模様替えし、レストランも新しくなった。今回の宿は、このホテルである。
樽詰めビール(Bier vom Fass)が六種類あり、値段は〇・五リットルで四ユーロと四・二ユーロ。写真はエーデルワイスとゲブラー・ツヴィッケル。料理は地元の料理がひととおり揃い、グーラッシュにシュニッツェル、そしてアスピックが美味しい。テラス席がたくさんあり、とても気持ちがいい。隣接するリンツ通りの商店街と通行人を眺めながら飲むビールは、実に美味しい。(2016.8.19)

Linzer Gasse 9
5020 Salzburg