橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

新著が出版されます。

四月に新著が出版されます。『はじまりの戦後日本: 激変期をさまよう人々』(河出ブックス)です。一九五五年SSM調査データなど、いくつかのデータから、戦前期から戦後初期にかけての人々の移動のようすを追跡することを通じて、戦後日本社会の形成過程に迫ります。前著『「格差」の戦後史』の姉妹編になります。Amazonでは、もう予約注文が可能なようです。