豪徳寺「住吉」
帰りに少し飲んでいこうと、豪徳寺で下車。すぐ近くの世田谷線山下駅前の「住吉」に入り、ひとつだけ空いていたカウンター席に座り、ホッピーを注文すると、左隣の人から「橋本さん」と声をかけられる。なんと、「古典酒場」の座談会でお会いしたY-tabeさんである。たまたま、豪徳寺で飲んでみようと遠征してこられたとのことで、これはかなり確率の低い偶然ではある。ここでホッピーと煮込みをいただき、次号の「古典酒場」のテーマである下町酒場・山の手酒場について、いろいろお話をする。ほんとは家で食事のはずだったが、こうなると私のホームグラウンドをご案内せねばなるまい。というわけで、一駅乗って経堂に移動し、灯串坊と天ん洋にご案内したのだった。ご案内して恥ずかしくない居酒屋が自宅近くにいくつもあるというのは、幸せなことである。(2008.2.18)