橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

仙台「○△□まるさんかくしかく」

classingkenji2013-12-09

この日は、学会の大会で仙台へ。会場の東北福祉大学で懇親会のあと、大挙して国分町方面へ繰り出す。人数が多いだけに店を探すのに手間取ったが、何とか入れたのが稲荷小路のこの店。大店だが、この店は当たりだった。
「親方からの本日の収獲」と銘打った日替わりメニューには、真ふぐ刺六三〇円、穴子一二〇〇円、くじら刺七〇〇円、秋刀魚六〇〇円など、東北の海の幸がずらりと並ぶ。日本酒の種類も多い。飲んで食べて、一人四〇〇〇円ほど。格安ではないが、質を考えれば十分リーズナブル。個人経営のいい居酒屋がそのまま大きくなったような店で、人数の多い時には使えそうだ。(2013.11.16)

仙台市青葉区一番町4-3-7
11:30〜14:00 17:00〜23:00 無休