橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

御徒町「まーちゃん」

classingkenji2011-11-16

調べてみたら、「秋元屋」系の店がもう一軒あった。それが御徒町の東側、多慶屋を通り過ぎたあたりの裏手の、灯りの少ない寂しい通りにあるこの店。
やはりメニューは、秋元屋と共通。通好みの焼酎や日本酒がいろいろ置いてあるのも同じ。ただし、「野方屋」と同じく、串焼きは一一〇円から、ホッピーセットは四〇〇円など、少しずつ高くなっている。味は、秋元屋とまったく同じというわけにはいかない。串焼きは全体に少々焼きすぎで、ところどころに大きめの焦げ目があり、焦げ臭さを感じる。それでも、並みのもつ焼き屋との比較では十分美味しい。ハイボールは下町風で、ガス圧が十分強く、美味しかった。超満員というわけではないが、席はサラリーマンたちでほぼ埋まっていた。近くに勤めるモツ焼き好きにとっては、心強い店だろう。(2011.11.14)

台東区台東4-6-1
17:00〜24:00 日・祝日月休