橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

今年の花見酒

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今年は何回、花見をしましたか。

自宅から歩いて3分ほど、立教大学池袋キャンパスの南側の門のそばに桜の木が二本あるが、そのうちの一本を個人的に「ソメイヨシノの標本木」に指定して、毎日写真を撮ってきた。これはその、3月28日から4月20日までの24日分をまとめたもの。

今年は満開になってから寒の戻りがあり、満開に近い期間が長かった。おかげで何度も花見酒や、花見のあとの居酒屋訪問を楽しむことができた。桜好きにとっては、恵まれた年だったといっていい。