橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

「楽旬堂 坐唯杏」

classingkenji2012-02-15

出版社との打ち合わせで、久しぶりにこの店へ。日本酒の充実ぶりは相変わらずで、とくに私の郷里の酒・宗玄がいろいろ飲めるのはうれしい。料理メニューには新顔がいろいろ加わったようだ。珍しい鯔の料理、あんきもと穴子のリエットなど。写真は「伊太利亜蒸し」と称する茶碗蒸しの変形で、チーズとトマトがたっぷり使われている。日本酒との相性はともかく、たいへん美味しい。しばらく足が遠のいていたが、たまには寄ってみた方が良さそうだ。(2012.1.19)

豊島区東池袋1-31-1
11:30〜14:00 17:00〜01:00 月休