橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

飛鳥山

classingkenji2014-04-05

今年の花見は、王子駅近くの飛鳥山へ。ここは徳川吉宗が作った公園で、江戸時代から庶民の花見の場所として親しまれたところ。渋沢栄一邸があった場所でもあり、現在も渋沢資料館と渋沢庭園がある。名前の通り起伏が多く、混んでくると傾斜地にシートを敷いて花見をすることになり、グラスや瓶が転がりやすい。しかしこの日は平日だったので、良い場所が取れた。
酒はサッポロクラシックキャンティ、そして生産再開された「酔仙 雪っこ」。(2014.4.1)