橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

江古田「かぐら」

classingkenji2013-02-12

今日は科研費の作業グループの新年会。学生たちが中心だから、安い店ということでここへ。何しろ、ビール中ジョッキが三八〇円、大瓶でも四四〇円、酎ハイ二六〇円、ホッピーセット三八〇円。地酒も数種類あって、浦霞、梅錦、一の蔵、越の鶴亀が三五〇円である。料理も格安で、刺身五点盛りが八八〇円だ。料理の味は、けっして悪くない。
ここなら、教授も学生も大満足である。チェーン店など行くくらいなら、こちらの方がずっといい。ただしすぐ満員になるから、予約した方がいい。カウンターもあるので、学生たちが盛り上がっているのを気にしなければひとり酒も可能だ。(2013.1.25)

練馬区栄町4-2 
17:00〜25:00 日休