橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

東京バル

classingkenji2013-01-16

今日は、約三年の呉勤務を終えて東京に戻ってきた浜田信郎さんの慰労会で、赤羽へ。少し時間があったので、一人〇次会ということで立ち寄ったのが、この店。
カウンター席と立ち飲みテーブルを揃えた、おしゃれな感じのバルで、店名から見るとチェーン店のようだが、実はこの店だけらしい。メインの酒は赤羽の地酒・丸真正宗。しかも赤羽オリジナルという純米吟醸アカバネ」が、一合五八〇円とたいへんリーズナブル。もともと淡麗できれいな酒質だが、これをいっそうすっきりとさせ、さらに品の良い香りを際立たせた一品。料理メニューには、「美味しんぼ」でも紹介された「みやこ豆腐」の豆腐を使ったメニューもあり、地元の名店と言っておかしくない店である。(2013.1.11)

北区赤羽1-1-1 エキュート赤羽
11:00〜22:00 日・祝11:00〜20:00