橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

本郷「棲鳳閣」

classingkenji2012-03-21

今日は、東京大学の社会科学研究所で研究発表会。ほとんど身内の集まりだが、何とか形になった。その懇親会の会場が、ここ。
店の看板は「中華料理&ジビエ料理」。つまりは、鹿肉を使った中華料理が名物の中華料理店である。その内容はというと、鹿肉の黒胡椒炒め、鹿肉のカキ油炒め、スープのない鹿鍋など。もうひとつの自慢料理はラム肉の料理で、黒胡椒炒め、スープのないラム鍋など同じようなメニューのほか、四川風ラム鍋、ワイン煮込みなど。
鹿肉はさほどクセのない肉だから、まったく違和感はなく、淡泊な中華料理という趣である。スープのない鍋とは、要するに蒸し物のようで、これはたいへん美味しかった。料理の値段は七〇〇円台から一六〇〇円台が中心だが、それぞれ量が多く、二人前を七人で食べて十分だった。紹興酒が安くて美味しいのも良い。本郷三丁目の駅から本郷通りに出て、右に曲がってすぐ。加賀屋の隣にある。(2012.3.14)

文京区本郷2-39-6
11:30〜PM11:00 日休