橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

群馬「磯部梁」

classingkenji2011-09-05

今日はツアーで富岡製糸場へ。明治初期の洋風建築の織機の並ぶ室内を見学し、製糸の工程を説明するビデオをみる。製糸というものが、初めてよくわかった。それにしても、人間の細かい作業をよく機械に写し取ったものである。ある意味では、ロボットの発想に近い。
昼食は、碓氷川のほとりにある「磯部梁」。鮎とこんにゃく中心のコースで、刺身こんにゃく、鮎の酢の物、鮎の塩焼きなど、たいへん美味しかった。暑かったので、ビールの味もひとしお。ツアーなので定食だけいただいたが、次に来た時は鮎の刺身、フライ、甘露煮など、いろいろいただいてみたいものである。(2011.8.13)

群馬県安中市磯部1-12-34
営業期間 7月〜9月
11:00〜20:00