橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

「KYODO406/経堂葡萄酒」

classingkenji2011-05-30

四月末、経堂の駅前に商業施設の「経堂コルティ」がオープンした。以前あった「経堂ジョイフル」が取り壊されてから、不便な暮らしを強いられていたが、これでずいぶん便利になった。四階のレストランフロアに飲食店が五軒あり、その中で酒がメインといえるのが、この店。店名の406というのは、この店のテナント番号である。
イタリアン中心のワインレストランで、全部で五〇席ほどあるが、店の左側が「経堂葡萄酒」という、テイスティングのできるバーコーナーになっている。五枚綴り一〇五〇円のチケットを買うと、六〇ミリリットル入りグラスで試飲ができる。料理も、砂肝のコンフィ、パテ・ド・カンパーニュなど、ワインに合うものをレストランの方から取り寄せることができる。行ったこの日は、まだワインの種類が少なかったが、これから増やしていくとのこと。好物のパテでワインが飲める店がこんなに近くにできてくれたのはありがたい。(2011.4.29)

世田谷区経堂2-1-33 経堂コルティ406
11:00〜23:00 不定