橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

江古田「四文屋 江古田南口店」

classingkenji2010-11-05

昨日、四文屋江古田1号店にホッピーがあるという話を書いたが、すぐにさとともさんという方から、新しくできた江古田南口店にもホッピーがあるとコメントをいただいた。ちょうど、今日は五時過ぎに雑用が終わったので、行ってみることに。南口を出て、線路沿いを桜台方向に。カラオケ館を通り過ぎてすぐ。写真は、桜台方向から駅方向を見た様子である。
右側にL字型カウンター、左側と奥にテーブル席というレイアウトで、店員が二人。客は、学生の二−三人のグループ二組と、いかにも江古田らしいサブカル風の男の一人客など。たしかにホッピーがあった。焼酎を入れたグラスに氷を多めに入れ、冷えたホッピーとともに持ってくる。セット四〇〇円、中二五〇円。レバ刺しは、やはり美味しい。店の前の看板の右側に「焼ぎゅう」、左側に「焼とり 焼とん」とある通り、牛串も出す。これで江古田には、四文屋が三軒。三軒あるのは、他には中野だけだろう。江古田の新一大勢力?である。(2010.11.4)

練馬区栄町4-8あたり