橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

ホップ酒のホッピー割り

classingkenji2007-10-08

ホップティーを使ったホッピー・アンバーについては、先日紹介した。今度は、その改良版。まず、焼酎にホップを漬け込む。使ったのは、前回と同じく米国産のカスケード。数日もすれば、緑茶色のホップ酒が出来上がる。これを、ホッピー・ブラックで割るのである。ホップには樹脂が含まれ、酒の粘性を増すので、泡立ちがよくなる。私の普通のレシピで、小さな氷を数個だけ入れるのだが、それでもかなり泡持ちがいい。味は、アメリカン・スタイルのアンバー・エールをすっきりさせたような感じで、美味い。地ビール関係者にも飲ませたい、いい酒が完成した。いずれは、このブログのオフ会でも開いて、皆さんにご披露したいものである。