橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

京都「あきよし」

classingkenji2015-08-24

この日は、立命館大学で最近の研究について話をするよう頼まれ、京都へ。蒸し暑い日で、汗だくになって大学に到着し、一時間半ほど話し、討論したあと、Y教授の行きつけのこの店へ。
リーズナブルで使いやすい小料理屋のようだ。味は良く、値段は普通。日本酒も、銘柄は日によって変わるが、いいものを数種類常備している。焼き霜造りのハモが大変美味。あらかじめ頼んでおいてくれたとのことで、水槽から取り出したばかりの鮎を塩焼きでいただく。冷酒に素晴らしい相性で、大満足。
そのあとは近所にあるY教授の自宅へ伺い、菊姫大吟醸などいただいて、ふらふらとホテルに帰ったのだった。(2015.7.27)

京都市中京区西ノ京職司町1-5
18:00〜24:00 木休