橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

『嗜み』第10号

classingkenji2011-04-18

明日19日に最新号が発売されます。連載している『全国居酒屋ほろ酔い考現学』は、岡山・倉敷篇。岡山市の「美魚味」「成田家本店」「下津井港」「さかばやし」「吉備土手下麦酒」、倉敷の「新粋」「しんすけ」の七軒を紹介しています。
他の記事の主だったところを挙げれば、角田光代の奈良探訪、泉麻人の東京「ほっと一息」の喫茶店、古地図を片手に歩く『鬼平犯科帳』、三島由紀夫の「橋づくし」散歩、東京の「人情商店街」めぐり、など。かなり大きい書店にしかありませんので、ネット書店でどうぞ。

嗜み no.10(2011 Spri 特集:五感で歩く

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