橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

江古田「お志ど里」

classingkenji2007-11-24

先日は毎日新聞鈴木琢磨記者とここで飲んだのだが、あとでその時のことを書いた記事を見ると、「鬼の絵があった。酒杯をひっくり返し、最後の一滴まで飲もうとしている。先生そっくりで笑った」とある。そんな絵、あったっけ?と気になっていたのだが、今日ちょうど良いことに別の出版社の編集者が会いに来たので、連れて行くことにした。これが、その絵である。うーむ、似てるかねぇ(笑)。まあ、酒への執念がにじみ出ているところは、たしかに似てるかもしれないが。(2007.11.16)