橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

2012-06-16から1日間の記事一覧

読書&音盤日記 更新再開

長らく更新をお休みしていた「橋本健二の読書&音盤日記」ですが、先日から更新を再開しています。さしあたっては、都市論・東京論関係の本が中心です。興味のある方は、どうぞ。

富山「酒肆 真酒亭」

富山居酒屋の旅、最後はこの店である。「満寿泉」の蔵元も、古くからつきあいのある店として名前を挙げておられた。富山市を代表する日本酒の店である。いちばんの自慢の酒は、桝田酒造店が富山錦という珍しい品種の米を使って醸した「みゃあらくもん」。純…