橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

2010-11-01から1日間の記事一覧

沼袋「ホルモン」

大学から近いことに気付き、ときおり出かけるようになった沼袋。今日は、ちょっと有名なこの店へ。紺地に白で縁取った「ホルモン」の赤文字が堂々たる風情である。 店内は並行カウンターとテーブル席がいくつか。もつ焼きは一本一一〇円だが、レバーとコブク…