橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

2008-09-30から1日間の記事一覧

「第二宝来家」

思い出横丁(旧・やきとり横丁)では、「きくや」と並んで来ることの多い店。拙著『居酒屋ほろ酔い考現学』でも、創業者の金子正巳さんのエピソードを含めて紹介させていただいた。「トロ函」の次の二軒目に入ったときは珍しく空席が多く、客を取られたのかと…