橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

2008-06-23から1日間の記事一覧

ダブリン「ザ・ブレイズン・ヘッド」

ダブリン市街の中心部からやや西寄り、クライスト・チャーチとリフィー川の間あたりにあるのが、このパブ。看板に"Ireland's Oldests Pub"とあるとおり、創業はなんと1198年とのこと。日本では鎌倉時代の初期、源頼朝が亡くなる前年にあたる。現在の店ができ…