長野の夜、二軒目に入ったのはやはり駅の近くの「とくべえ」である。目立たない店構えに、縄のれん。余所者を寄せ付けないような雰囲気を少しばかり感じさせるが、磨りガラスから漏れてくる光に惹きつけられ、思い切って戸を開けてみる。その瞬間、この店は…
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