橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

2007-03-07から1日間の記事一覧

「やきとり」とは何か?

今朝の朝日新聞(東京版)に、作家の江上剛さんが「焼きトン」と題する一文を書いている。その冒頭部分はというと・・・・。 長年の疑問が氷解した。どんな疑問かというと「焼きトンをなぜ焼き鳥というのか」という疑問だ。その答えは「鳥ばかりでなく肉を串に刺し…