橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

2007-05-04から1日間の記事一覧

「楽旬堂 坐唯杏」

「坐唯杏」と書いて、「ざいあん」と読ませる。池袋駅からだと、豊島公会堂の右脇の細い路を入り、首都高の下に出る手前の左側。バロックコートという建物の地下にある。ちなみに、反対側には蕎麦中心の別館「池袋居酒屋・下剋上 ざいあん」も。この店、一時…