橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

静岡県地酒まつり in Tokyo 2015

classingkenji2015-10-20

この日は、静岡の日本酒の試飲会で新宿へ。静岡酒の人気は、一時期ほどではないのかもしれないが相変わらず高い。会場は、開会のかなり前から長蛇の列で、予定より早く開場。予定時刻にならないと試飲はさせないのが決まりだが、一部にフライングの蔵があって、退屈させられずにすんだ。
印象に残ったのは、鬼ころしで有名な若竹の新商品「鬼乙女」、英君の近日発売の「石橋を叩いて渡る」、安定して美味い正雪と開運など。しかし抜群に人気なのは磯自慢で、ご覧の通り会場を横断して長い列ができていた。
終わったあとは思い出横丁へ行き、モツ焼きとビールで締め。いい一日だった。(2015.9.6)