橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

小坂剛『あの人と「酒都」放浪』

好評だった読売オンラインの連載記事「酒都を歩く」が本になりました。吉田類太田和彦吉永みち子さんたちとともに、私も登場しています。なぜか、なぎら健壱さんとともに、巻末の「郷愁の町・東京」のセクションです。カラーのページが多く286ページで880円+税ですから、割安でしょう。ぜひ、手に取ってみてください。