橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

表参道「バルバッコア・グリル」

classingkenji2013-03-31

今日は学部の納会で、表参道へ。同僚のアンジェロおすすめの、ブラジル料理の店である。
テーブルにつくと、最初はビュッフェ形式の野菜料理と思い思いのドリンクで乾杯。すると、肉料理が次々に運ばれてくる。豚肉、鶏肉、ソーセージ、羊肉と、さまざまな部位と焼き方の牛肉が八種類。大きな串で焼いたものを、写真のように目の前で取り分けてくれる(スライスして運んでくることも)。どれも美味しかったが、なかでも柔らかく味のいいイチボが最高。これはいらない、これは大きめで、これは二枚くれなど、好みのオーダーも可能。ラストオーダーの時間には、いちばん気に入ったものをもう一度。
ワインもイタリア、ルーマニアオーストリアなど各国の良いものを揃えていて、かなり良いものが数種類、飲み放題に入っている。これで料理が四五〇〇円、飲み放題が三〇〇〇円だから、リーズナブルだ。人気店で、予約は必須。(2013.3.25)

渋谷区神宮前4-3-2 TOKYU REIT表参道スクエア B1F
平日11:30〜15:00 17:30〜23:00 無休