橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

『嗜み』No.14

classingkenji2012-05-17

連載中の「全国居酒屋ほろ酔い考現学」、今回は甲府市甲州市篇。甲州市では「ルバイヤート」で知られる丸藤葡萄酒、レストランとカーブを持つ市の施設「ぶどうの丘」、甲府市では郷土料理屋の「奈良田 駅前店」、山梨産中心のワインバー「PIECE橘町」、鳥もつ煮元祖の「奥藤本店」、創作料理と地酒の「こうしゅう庵」、郷土料理居酒屋の「さけくら」、地酒と山菜の「くさ笛」を取り上げています。
他の記事では、檀ふみの「父の味と私の『檀流』クッキング」、中村梅玉の「歌舞伎に見る江戸料理の豊かさ」、高梨尚之の「栄養価を超えて心身を支える精進料理の真髄」など。
まだ画像が表示されませんが、表紙は檀ふみさんです。右の写真は、記事の扉に使われた、「くさ笛」のママとのツーショットです。