橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

『嗜み』No.12

出たのはだいぶ前ですが、これまで紹介しそびれていました。連載中の「全国居酒屋ほろ酔い考現学」、今回は福島市郡山市篇。震災に加え、原発放射能の被害の渦中にある福島の居酒屋店主たちの苦闘・奮闘、そして常連客たちとの心温まる交流を紹介しています。
その他の記事も震災関係が多く、黛まどかの「東北の歌枕」、佐々木幹郎の「それでも海は壊れていない」など。ご一読ください。

嗜み〈No.12〉特集 心に響くことば

嗜み〈No.12〉特集 心に響くことば