二軒目を求めて、有楽町の丸三横丁へ。「銀楽」を外からちょっと覗いてみたら、あの高齢女性と中年男性の親子の姿がなく、別の中年男が店をやっている。気になって、入ってみた。以前は注文しなくてもデフォルトの串焼きがでてくる店だったが、今は注文に応じて出す普通のスタイルになっている。味は、以前に比べて明らかに落ちている。
会計を済ませて出るときに、あのおばあちゃんはと尋ねると、施設に入っておられるとのこと。驚いたことに、息子さんの方が亡くなったのだという。戦後の生き残りのような店が、また一軒消えてしまった。(2011.5.2)