有楽町のガード下・今昔
新橋のあとは、有楽町のガード下。入ったのは「とん登運」である。ドイツ人夫はたいへん気に入って、はしゃいでいた。あとで聞いた話では、「これからは日本で居酒屋へ行くときはケンジの案内じゃないといやだ」と言ってたとか。
このあたりの様子は、二十数年前、私の学生時代とまったくかわらない。写真は当時のもので、プリントからスキャンした。店の様子は今とまったく同じ。地味な色のチェック模様の半袖シャツ姿が多いなど、客の服装が古い以外はほとんど変わっていない。ここも貴重な、都市遺産である。