ハモ横化する三軒茶屋
今日は、東大工学部でヤミ市研究会。いつものように若手の皆さんからの報告を受けて、終了後は実地調査へ。向かったのは、三軒茶屋である。ここへ来るのは一年半ぶりくらいだが、目を見張る変化があった。若者が経営する新しい店が増えているのである。ワインバーやホルモン焼きの店など、外装もインテリアも、このあたりとしては斬新で、通行人も若者が増えたようだ。ヤミ市起源の飲食店街に新しい店が増え、若者客で賑わうようになった先例としては、吉祥寺のハモニカ横丁があるが、これに近い変化といえる。
三軒茶屋商店連合会のホームページを見ると、ホームページがリニューアルされ、以前はあった再開発計画についての記事が消えていた。計画そのものが立ち消えになったわけではなく、協議は進行中のようだが、既存店舗で世代交代が進み、再活性化するというのは好ましいシナリオである。これからも、この界隈を応援していきたい。(2010.7.10)