橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

『古典酒場』新年会in立石

classingkenji2010-03-04

今日は『古典酒場』の新年会で、立石へ。この新年会は、最近、三栄書房を辞めて自分のオフィスをもった倉嶋編集長の独立祝いを兼ねたもので、当然、企画は「酔わせて下町」の藤原さん。集まったのは、浜田さん、余語さん、やなちゃんなど。まずは、「呑んべ横丁」の入り口に近い「さくらんぼ」に集まり、お取り寄せした鳥房の鶏半身揚げ、栄寿司の寿司盛り合わせ、愛知屋のコロッケなどをいただく。酒は店のビールの他は持ち寄りで、日本酒やどぶろく、そして私特製のホップ酒のホッピー割りなど。
日曜日だから早めに始めて早めに終わろうと、午後三時に開始したのだが、このメンバーが一軒で終わるはずはない。六時過ぎには、ぞろぞろと次の店に向かったのだった。(2010.2.21)