井の頭線乗客のマナー
銀座や渋谷周辺で飲んだときは、渋谷経由で帰ることが多い。井の頭線で下北沢まで行き、小田急線に乗り換えるのだが、いつも気になることがある。あまり指摘されないように思うのだが、井の頭線乗客のマナーは最低である。
電車の中はスカスカで、まだまだ人が乗れるはずなのに、中へ詰めようとしない。さほど混んでいないのが分かっているにもかかわらず、「ここはもう乗れないよ」とアピールするかのように、開いた扉の上側に手をついてみたり、半身だけ車内に入れてみたり。窓から車内をみれば、中にまだまだスペースがあることは一目瞭然だ。そんなに、ゆったり乗車して帰りたいのか。閑静な住宅地と都心を結ぶ路線として、高級イメージは都内でもトップクラスだと思うが、マナーがこれでは幻滅だ。もっとも、他人のことを考えないのが山の手文化だ、とはいえないこともないのだが。(2009.5.1)