橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

東長崎「セビアン」

classingkenji2009-04-30

今日は、教授会のあと、新任の先生たちの歓迎会で、このレストランへ。ご覧のように、パリの下町の小さなビストロのようなかわいい外観。料理は本格的で、しかも安い。前菜二種、スープ、魚料理と肉料理のコースで、なんと三九五〇円である。本日の料理は、姫サザエをガーリックバターでエスカルゴ風に仕上げたものや、分厚く角切りにしたスモークサーモン、豚肉のコンフィなど。ワインは、ラングドックのコストパフォーマンスの良いものを出している。沿線の人は、途中下車して寄ってみてはいかが。ぐるなびにサイトがある。(2009.4.23)

豊島区南長崎5-16-8 平和ビル1F
11:30〜15:00 17:30〜23:00 月休
http://r.gnavi.co.jp/a741900/