橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

『東京人』二〇〇九年五月号

この雑誌には毎号、巻頭に三人の筆者による随筆が掲載されているが、この号は私も執筆している。題して、「居酒屋からの警鐘」。ぜひ、ご笑覧を。今回の特集は「模型」で、都市模型や建物模型、古い町のジオラマなどが多数紹介されている。みたことのないものが大部分で、博物館めぐりがしてみたくなった。ただし、私の随筆以外に、とくに酒の記事があるというわけではない。

東京人 2009年 05月号 [雑誌]

東京人 2009年 05月号 [雑誌]