橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

レプロット

classingkenji2007-09-17

今日は出張帰りの義妹を迎え、経堂のイタリアン「レプロット」で食事。前回も書いたが、若い夫婦が営む気さくなリストランテだが、けっこう本格的な料理も出す。今日は、つぶ貝のガーリックソテー、焼きトリッパなど前菜を三種、パスタを二種、メインにスズキのローストとラム肉のキャベツ包みロースト(写真)を食べ、ワインにニュージーランドシューベルトトリビアンコ、ボルドーのシャトー・ラ・モット・デュ・バリー・キュヴェ・ル・バリー、それにビール好きの義妹と私でビールを三本飲み、三人で二万円ちょっと。このワイン二本は通販価格でも六〇〇〇円近いことを考えると、ちょっと申し訳ないくらいの安さである。小田急線沿線の人はぜひどうぞ。ホームページもある。