橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

2010-05-20から1日間の記事一覧

藤原ヒロユキ「本当にうまいビール215」

日本で飲まれているビールのほとんどは、大手四社のメイン商品に代表される、ビルスナータイプ、そしてその変形としてのドライ系ビールである。ビールはとても多様な飲み物なのだが、多くの日本人は、そのごく一部しか知らない。世界の多様なビールも多数輸…