2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
下高井戸シネマへ「チェ 39歳 別れの手紙」を見に行く。前編の「28歳の革命」はおもしろかったが、後編は山岳行脚と戦闘シーンばかりで、あまりおもしろくない。これはゲバラのボリビアでの戦いが、苦しいことの連続で目立った戦果も進展もなかったことの反…
最近ではあちこちに店を出すようになった魚金グループだが、その本拠地は新橋。本店はじめ、いくつかの店舗があるが、この五月にオープンしたのが、この立ち飲み屋。明るくて活気がある。 入ってまず、麦焼酎の「兼八」(六〇〇円)をロックで注文し、次に刺身…
二軒目は、ここ「カミヤ」へ。同名の店が都内にいくつかあるが、同じスタイルを踏襲している。それは、店に入った最初に、串を一〇本注文しなければならないこと。といっても、一本八〇円だから、八〇〇円。付け出しに三〇〇円取られるような店のことを考え…
今日は、先日に続いて新橋へ。烏森神社付近を歩くと、前回入った「鉄火場」は、まだほとんど客が入っていないのに、その隣の店はもう満員に近くなっている。この店が、「鳥広」。入ってすぐ右にカウンターが六席分あり、左側にはテーブル席が奥まで続き、い…
火曜日は、朝一限目から始まって三コマの授業をこなし、さらに週の後半の授業の準備と忙しい。疲れるので、どこかで飲んで帰りたくなる。大江戸線で帰路につくが、ふと思い立って東中野で降りてみる。 東中野から新井薬師前方向へ北西に延びる飲食店街を物色…
経堂の飲食店業界は、多士済々である。「料理の鉄人」に出演したシェフ、制作活動のかたわらバーを経営するアーティスト、寿司界の若貴といわれた兄弟寿司職人、東大大学院に留学のあとカレー店をはじめたインド人など。これまで紹介したことがないのだが、…
なぜか最近、ガード下や横丁酒場を扱った本や雑誌の出版が多い。その多くは、ヤミ市起源だ。時代はヤミ市を求めているのかもしれない。 これはCIRCUSという雑誌の増刊号で、タイトル通りカレー、とんかつ、ラーメン、オムライス、丼などの注目店を扱ったもの…
巣鴨をあとにして、予定通り古巣の板橋へ。埼京線を使って楽に帰れるから、一軒寄り道していこうという魂胆である。都営三田線の新板橋まで行き、JR板橋方向へ歩く。いつもと違って、少し遠回り気味に横丁に入ると、真新しい看板が目に入った。「炭火串焼 …
「千成」から居酒屋街をさらに奥に入ったところ、外側には派手な提灯がずらりと並んでいるが、中は照明が暗めで、落ち着いた雰囲気の立ち飲み屋がある。二軒目はここに入ってみることにしよう。この名前の立ち飲み屋は、見覚えがある。二年半ほど前、新小岩…
今日は、ふと思い立って巣鴨へ。板橋に住んでいた頃は、よく地下鉄で通過していたが、あまりに身近すぎて、降りて飲みに行くことが少なかった。駅を出てすぐ右側、中山道をはさんで地蔵通りと反対側には飲み屋街があり、けっこう店が多いのだが、行ったこと…
今日は出版の打ち合わせで、編集者に大学まで来てもらった。といっても、いつもの通りすぐ外に出る。前から目をつけていたこの店へ。千川通り沿いにあり、江古田駅からだと武蔵大学の少し手前の左側、階段を下りた地下にある。 店名に軍鶏とあるが、もちろん…
ニュートーキョーは一九三七年創業で、大規模外食チェーンのさきがけとなった会社である。サッポロ系列のようにみられることがあるが、独立した会社で、大阪ではスーパードライを出していたりする。サッポロビール園や恵比寿ビアステーションは、サッポロと…
徳間書店のグルメ雑誌で、今月の特集は「焼鳥屋 焼とん屋」。去年も六月号で同じ特集をやっていたので、恒例なのかもしれない。銘柄鶏・銘柄豚を使ったり、ワインを取りそろえたりした高級店から、一本一〇〇円以下の大衆店まで、いろいろ紹介している。この…
北新地に本店のある関西資本の焼鳥チェーンが、なぜか千歳船橋に上陸。このチェーンは、焼鳥を出す居酒屋と、焼鳥中心の総菜屋を同時展開しているようだが、この店はその二つを組み合わせたもの。小田急線の北側ガード下にあり、厨房の一面が駅前広場に接し…
銀座や渋谷周辺で飲んだときは、渋谷経由で帰ることが多い。井の頭線で下北沢まで行き、小田急線に乗り換えるのだが、いつも気になることがある。あまり指摘されないように思うのだが、井の頭線乗客のマナーは最低である。 電車の中はスカスカで、まだまだ人…
ニュー新橋ビル横を通り抜けた新橋の南側は、けっこうディープな地域で、あまり足を運ぶことがない。地酒を多く揃えた店のさきがけのひとつである「さんの蕗」には、昔ときどき行ったが、最近はすっかりご無沙汰。かつては風俗系の店が多かったという記憶が…
二軒目は、この店。烏森神社の参道には、ヤミ市時代の店が、ほぼそのままの地割りで建て替えられたような飲食店が並んでいるが、そのなかの一軒である。それだけに、敷地は狭い。一階はカウンター四席と、四人掛けテーブル一卓のみ。二階には座敷があるらし…
というわけで、最初に入ったのはこの店。このあたりでは、大きい方の店だろうか。店先の看板には、「やきとり もつやき 一品料理」とある。入るとすぐ左に四人掛けのテーブルが二卓あり、その先に一直線のカウンター一二席。奥には八人くらい座れそうなテー…
今日は、ふと思い立って新橋へ。 新橋は、東京でも最大級のヤミ市があった場所である。ヤミ市といっても、物資を売る店よりは飲食店が中心で、文字通り最大のヤミ市盛り場だった。ヤミ市起源の居酒屋・商店街は、一九六〇年代まで残った。その多くは、新橋駅…
居酒屋専門の方には、フレンチ続きで失礼。誕生日が来て五〇歳になったことだし、たまにはご馳走をというわけで、近所のワインレストランへ。行こう行こうと思いつつ、ずいぶんのご無沙汰である。この店、経堂駅から北に出て、すずらん通りに入ってすぐ。料…