橋本健二の居酒屋考現学

居酒屋めぐりは私の趣味だが、同時にフィールドワークでもある。格差が拡大し、階級社会としての性格を強める日本社会の現状を、居酒屋に視座を据えて考えていきたい。日々の読書・音楽鑑賞の記録は、「橋本健二の読書&音楽日記」で公開中。社会学専攻、早稲田大学人間科学学術院教授。

2006-07-12から1日間の記事一覧

大衆酒場「まるよし」

「まるます家」は一時間ほどで切り上げ、一番街の裏通りの居酒屋街を散歩してから、駅の方向へ戻り、東口斜め右向かいの「まるよし」へ。「大衆」と「酒場」の間に「まるよし(○の中に吉)」と染め抜かれた大のれんが真新しい。最近になって、作り直したのだろ…